自分で自分の電源をOFFにするヤツを作った
つくりました
なぜ
タカハのソレノイド福袋を買いました。 ソレコンというソレノイドを使った作品のコンテストがあります。これに向けてネタ工作をしようと思いました。
それでこちらのようなものを作ろうと思いました。 いわゆる全自動引きこもり機といわれているやつで、私が中学生くらいのときにニコニコでみてすげーーってなった記憶があります。
軽く調べてみましたが、だいたいこの手の機械はサーボモータを使ってスイッチをOFFにしてくれますが、実際に電源を切っているわけではないように思われます。(アームをしまう動作をしないといけないので)
ソレノイドを使うメリットは、ばねの力で電源を遮断しても元の状態に戻ってくれるためマイコンなどを使わずにシンプルな回路で動作を完結させることができるところです。そもそもこの機械自体にあまりメリットなど存在しないのですが…
メカ部
使用したソレノイドはCA10530110とCA12500080です。たまたま福袋に入っていたから使っているだけでこれをもとに箱のサイズ等が決まっています。
このタイプのプルソレノイドは自分でばねをいれて引き戻す機構を作らないといけないんですね。初めて知りました。
この中身に蓋つきの外装をかぶせると最初の動画のような箱になります。
回路部
前述のとおりマイコンは使用せず、単純なスイッチとソレノイドだけです。
蓋を開けてからスイッチをOFFにするまでにタイムラグを入れないと一瞬で全ての動作が終わってしまいわかりにくいしスイッチを触っている間に押し戻されてしまうので、遅延回路を入れています。
電源スイッチが入るとコンデンサにゆっくりチャージされていきFETのしきい値を超えるまでソレノイドは駆動しません。これによってタイムラグを実現しています。定数は手元にある抵抗コンデンサの適当な組み合わせで良さそうなものを使っています。分圧抵抗は10 kΩでRCは100 kΩと10 μFです。ダイオードはコンデンサの放電を早くするために入れています。分圧回路がないと放電用ダイオードが入れられないので分圧をしています。
電源は12V 3AのACアダプタからとっています。無駄にパワフルなソレノイドを使っているのでだいぶ電流を食います。連続通電は推奨されていないのでずっと電源をONにしてロックし続けるとソレノイドがとても熱くなります。
楽しい!!!!✌✌✌
以上です。