Jetson Nano Developer Kitを買った・セットアップなど
はじめに
NVIDIAのJetson Nano Developer Kitを買いました。
セットアップ
基本的には公式サイトに従う https://developer.nvidia.com/embedded/learn/get-started-jetson-nano-devkit
必要なものは以下の通り
- Jeston Nano
- SDカード(今回は64GB) https://akizukidenshi.com/catalog/g/gS-15971/
- 5V4AのACアダプタ https://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-10660/
- キーボード
- マウス
- HDMIケーブル・ディスプレイ
- USB wifiアダプタ(昔ラズパイで使ってたBuffaloやつ)
- ファン https://www.sengoku.co.jp/mod/sgk_cart/detail.php?code=EEHD-5L6X
SDカードの準備
- SD card Formatterで使用するSDカードをクイックフォーマットでフォーマットする。
- EtcherでフォーマットしたSDカードにダウンロードしたOSイメージのzipファイルを読み込んで書き込む。
スワップ領域の変更
free -m
これでスワップ領域のサイズを確認する。確認すると1GBだったのでこれを4GBに変更する。
sudo fallocate -l 4G /mnt/4GB.swap
sudo chmod 600 /mnt/4GB.swap
sudo mkswap /mnt/4GB.swap
sudo vim /etc/fstab #これで最後の行に /mnt/4GB.swap swap swap defaults 0 0 を追加
sudo reboot
これでスワップ領域が4GBになった
ファンの制御
千石に売っているJetson Nano用のファンをセットする。付属のねじがあるのでこれ単体でJetson Nanoのヒートシンクに固定できる。
https://www.sengoku.co.jp/mod/sgk_cart/detail.php?code=EEHD-5L6X
これをjetson-fan-ctlというものを使って制御する。
はじめに
sudo sh -c ‘echo 255 > /sys/devices/pwm-fan/target_pwm’
これで0-255までの値を入れればPWMによって回転数が変わる。
jtop
CPUとかの使用率などを見るためのコマンドのインストール
sudo apt install python-pip
sudo -H pip install jetson-stats
これでインストール完了
sudo jtop
で実行できる
jetson-fan-ctl
https://github.com/Pyrestone/jetson-fan-ctl というものがあるみたい
git clone https://github.com/Pyrestone/jetson-fan-ctl.git
でインストールして、/etc/automagic-fan/config.json で設定が変えられる
sudo service automagic-fan restart
これで開始する
JETSON AI COURSES AND CERTIFICATIONS
https://developer.nvidia.com/embedded/learn/jetson-ai-certification-programs#course_outline 公式のチュートリアルのようなやつをやってみた。 特に問題なくできた。(それはそう) dockerの環境を持ってくるとほかPCからJupyterLabにアクセスできるようになってAIぽいことをやるチュートリアルがあった。 とりあえずサンプルコードはあって実行できるなぁというかんじ。めちゃめちゃ熱くなるのでファンがないとヤバい感じになるけど、ファンは必須っぽい感じがする。
その他メモ
自動スリープ動作変更
Settingアイコンから
Power
何もしない状態でのサスペンド設定
Brightness & Lock
何もしない状態での画面のロック設定